手取り18万で中古マンションを購入するのは無謀か?

中古マンション

手取り18万円で貯金3500万、そして1890万の中古マンションを購入したいという質問をいただきました。現在、相続した築43年の家に住んでいるが、この家を売却し、新たに築27年の中古マンションを購入することを検討中です。住宅購入は大きな決断であり、特に貯金や月々の支出とのバランスを考える必要があります。ここでは、マンション購入に関する具体的なアドバイスを提供します。

手取り18万でも住宅購入は可能か?

まず、手取り18万円で住宅を購入することが可能かどうかを考える際、重要なポイントは「月々の返済負担」です。通常、住宅ローンの返済額は手取り収入の25%〜30%以内に収めることが推奨されています。手取り18万円の場合、返済額は月々4.5万円〜5.4万円程度が理想です。

マンション購入の際の諸費用

住宅購入において、物件価格以外にもさまざまな費用がかかります。特に中古マンションの場合、管理費や修繕積立金が発生します。質問者のケースでは、管理費と修繕積立金が合わせて2万円程度となっていますが、これも毎月の支出として考慮する必要があります。また、固定資産税も予測が必要です。これらを加味した総合的な支出を計算し、家計にどれだけ負担がかかるかを確認しましょう。

売却後の収入とその利用方法

現在の家は「土地しか価値がない」とのことですが、売却後の金額と解体費用を差し引いた残りがどれだけかを確認することが重要です。この金額が手付金や住宅ローンの頭金に充てられます。売却後に得られるお金をどのように活用するか、または借り入れ額がどの程度になるかをよく考える必要があります。

中古マンション購入に関する注意点

中古マンションを購入する際には、物件の状態も重要なポイントです。築年数や設備の劣化具合によって、購入後に追加で修繕費用がかかる可能性もあります。また、マンションによっては、今後の修繕計画や管理費の値上げなど、将来的な支出が増える可能性もあるため、しっかりと調査しておくことが大切です。

まとめ:無謀ではないが慎重な判断が必要

手取り18万円で1890万円の中古マンションを購入することは不可能ではありませんが、慎重に計画を立てる必要があります。貯金3500万円があることを考慮すれば、初期費用の負担を軽減できるため、月々の返済額を無理なく設定することが可能です。しかし、管理費や修繕積立金、固定資産税などを含めた支出をしっかりと把握し、今後の生活に無理がないか確認することが大切です。また、中古マンションの状態や将来的な修繕計画についてもよく調べることをお勧めします。

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