自宅のリビングや廊下にエマウォールを施工する際、巾木が必要かどうか、また巾木が無い場合の床とエマウォールの継ぎ目について疑問を抱えている方も多いと思います。この記事では、エマウォールの施工時における巾木の必要性やコーキングの使い方について解説します。
1. エマウォールに巾木は必要か?
エマウォールはホーロー素材を使用しているため、非常に強度が高く、一般的な壁よりも耐久性があります。ですので、エマウォール自体には巾木を取り付ける必要は無いと思われがちですが、巾木には他の目的もあります。巾木は、壁と床の間に見た目の仕上げを施すため、また、壁の下部を保護するためにも使われます。
2. ホーロー素材の強度と巾木の必要性
ホーローの強度が高いため、物理的な衝撃に対しても強いという特性があります。ですが、巾木が無い場合、床と壁の間の隙間や仕上げ部分に埃が溜まりやすくなる場合があります。また、巾木があれば、掃除が簡単になるだけでなく、仕上がりが美しくなります。特にデザイン性を重視する場合、巾木がある方が見た目に整います。
3. 巾木なしの場合の床とエマウォールの継ぎ目の処理
巾木を取り付けない場合、床とエマウォールの間に隙間ができるため、その隙間をどう処理するかが問題になります。一般的には、コーキングを使用して隙間を埋める方法が採用されます。コーキングは弾力性があり、隙間をしっかりと埋めることができるので、見た目もスッキリとした仕上がりになります。
4. コーキングの使用方法と注意点
コーキングを使う場合、適切なコーキング剤を選ぶことが大切です。ホーロー素材に合ったコーキング剤を使用することで、長期間にわたって効果的に隙間を埋め、床と壁の間の隙間から埃が溜まることを防げます。コーキングは均等に塗布し、乾燥させることで、見た目も美しく仕上がります。
5. まとめ
エマウォール施工時に巾木を取り付けるかどうかは、強度の問題ではなく、見た目や掃除のしやすさ、そして仕上がりを考慮した選択となります。巾木が無い場合には、コーキングを使用して床とエマウォールの間の隙間を埋めることで、整った仕上がりを実現できます。デザインや使い勝手を考慮して、最適な方法を選んで施工しましょう。
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