庭にある立ち水栓を施主支給で交換する工事を依頼した際、工事費として17万5千円の見積が出されたというケースに驚かれる方も少なくありません。本記事では、立ち水栓のリフォーム工事における相場や価格の内訳、注意点について詳しく解説します。
立ち水栓リフォーム工事の一般的な相場
立ち水栓の交換工事にかかる費用は、一般的に3万円~10万円程度が相場とされています。この金額には、古い水栓の撤去、配管作業、基礎処理、新しい水栓の設置が含まれます。ただし、施工場所の状況や地域、配管の状態によっては相場を超える場合もあります。
17万5千円という金額は、相場の倍以上に見えるため、施工内容がどこまで含まれているかをしっかり確認する必要があります。
費用が高額になるケースの要因
以下のような要因がある場合、費用が高額になることがあります。
- 水道管の延長や移設が必要
- 地面の掘削やコンクリート基礎の打ち直しが発生
- 排水工事が必要である
- 職人の手配が難しい時期(繁忙期)
- 高所作業や特殊工具が必要な構造
また、施主支給の場合でも、製品に不備があった際の責任範囲や設置保証が含まれている場合は、施工側で保険や調整費を加算することがあります。
見積を確認する際のチェックポイント
見積書には以下の項目が明記されているかを確認しましょう。
- 既存水栓の撤去費用
- 新設に伴う掘削・配管工事の有無
- 基礎工事(コンクリートなど)の内容
- 施工日数や人工(作業員の人数・時間)
- 処分費や運搬費、諸経費の記載
それらの記載が曖昧な場合は、業者に詳細な内訳を再度確認し、不明瞭な項目には説明を求めることが重要です。
他社との比較見積を取ることの重要性
一社だけの見積で判断するのはリスクが高いため、最低でも2〜3社に相見積もりを依頼することをおすすめします。同じ作業内容でも業者によって価格差が大きく出ることは珍しくありません。
また、リフォームに関する口コミサイトや比較サービスを活用することで、地域の相場や評価の高い業者を見つけやすくなります。
まとめ
立ち水栓のリフォームにおいて、17万5千円という工事費用は高額な部類に入りますが、施工内容や現場の条件によっては妥当となるケースもあります。重要なのは、詳細な内訳を確認し、不明点をクリアにすることです。複数の業者に相見積もりを取ることで、より納得のいく価格とサービスを選ぶことができるでしょう。
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