DIY初心者の方がスガツネのスライドレール3618-400を取り付ける際、トラスネジの選び方は非常に重要です。正しいネジの太さや長さを選ばないと、レールがしっかりと固定されず、引き出しの動きがスムーズでなくなる可能性があります。この記事では、インナー側とアウター側の板厚に合わせたネジの選び方について解説します。
スガツネのスライドレール3618-400の取り付けに必要なネジの種類
スガツネのスライドレール3618-400は、スムーズなスライド機能を提供するために設計されていますが、その取り付けには適切なトラスネジを使用する必要があります。ネジの太さと長さが合っていないと、レールが正しく取り付けられず、使用中に不具合が生じる可能性があります。
トラスネジは、ヘッドの形状が傾斜しており、板面にぴったりと密着するため、特に木材に使用するのに適しています。このタイプのネジを選ぶ際には、インナー側とアウター側の板厚に応じた適切な太さと長さを選ぶことが重要です。
インナー側(板厚12mm)のネジ選び
インナー側の板厚が12mmの場合、ネジの長さは少し短めに設定する必要があります。一般的には、ネジの長さは板厚の1.5倍程度が目安となりますので、長さはおおよそ18mm程度のネジを選ぶと良いでしょう。
ネジの太さについては、通常、3.5mmまたは4mm程度のものを選ぶと、十分な強度が得られます。特に12mmの板厚の場合、強度と耐久性を兼ね備えた太さを選ぶことが重要です。
アウター側(板厚18mm)のネジ選び
アウター側の板厚が18mmの場合、ネジの長さはもう少し長めに設定する必要があります。18mmの板厚には、ネジの長さは24mm程度が目安となります。これにより、ネジがしっかりと固定され、引き出しの使用時に十分な耐久性を発揮します。
また、太さは4mm程度を選ぶことで、板材としっかり結合され、レールがしっかりと固定されます。強度を確保しながら、安定した動作を実現できます。
インナー側とアウター側でネジの長さと太さを変えるべきか?
インナー側とアウター側でネジの長さや太さを変える必要があるかという点については、通常は、板厚に合わせて長さや太さを調整することが推奨されます。インナー側は板厚が薄いため、ネジが短めで強度を確保しやすく、アウター側は板厚が厚いため、少し長めのネジを使用して強固に固定します。
ただし、太さについては、板厚に大きく依存するわけではなく、レールをしっかりと固定できるサイズであれば問題ありません。一般的には、両方の側で4mm程度の太さを使用しても問題なく取り付け可能です。
まとめ
スガツネのスライドレール3618-400の取り付けにおいて、インナー側とアウター側で適切なトラスネジの太さと長さを選ぶことが重要です。インナー側は板厚12mmに対して、ネジの長さは18mm、太さは3.5mmまたは4mmが適切で、アウター側は板厚18mmに対して、ネジの長さは24mm、太さは4mm程度を選びましょう。
適切なネジ選びによって、スライドレールがしっかりと固定され、引き出しの動きがスムーズで安定したものになります。これらのポイントを押さえて、DIY作業をスムーズに進めましょう。
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