簡易ビニールハウスを強風対策で安定させる方法と重しの選び方

DIY

組み立て式の簡易ビニールハウスが軽すぎて強風に飛ばされる問題は、よくある悩みの一つです。強風対策として、パイプ内に砂やモルタルを入れて重くする方法が考えられますが、モルタルを使用する際には細いパイプ穴にうまく流し込めるか不安に感じる方も多いでしょう。この記事では、簡易ビニールハウスの強風対策方法と重しの選び方、そしてモルタルを使用する際の注意点について解説します。

簡易ビニールハウスの強風対策とは?

簡易ビニールハウスは、軽量で組み立てが簡単という利点がある一方、風の強い日には飛ばされてしまうという欠点があります。このため、強風に耐えるための工夫が必要です。

基本的な強風対策としては、ハウスの設置場所を選ぶことが最も重要です。風を遮る障害物がある場所や、風の影響を受けにくい位置に設置することで、飛ばされるリスクを減らすことができます。それでも風に対して不安が残る場合、重しを追加することで、ビニールハウスの安定性を高めることができます。

パイプ内にモルタルを入れる方法

パイプ内にモルタルや砂を詰めて重しにする方法は、簡易ビニールハウスの安定性を向上させる効果的な方法です。しかし、モルタルのような粘土質の素材を使う場合、細いパイプ穴にうまく流し込むことができるか不安に思うことがあります。

モルタルは乾くと非常に硬くなり、安定した重しを提供しますが、流し込みの際に詰まりやすくなることがあります。これを防ぐためには、モルタルを少しずつパイプに流し込み、途中で固まらないように工夫することが重要です。パイプの長さが150cmであれば、ゆっくりと流し込んでいくことをおすすめします。

砂を使用する場合の利点と欠点

モルタルに代わって砂を使用する方法もあります。砂は、パイプ内に簡単に流し込むことができ、重しとしての効果も十分にあります。

砂の利点は、軽量で取り扱いやすく、固まることがないためパイプに流し込みやすい点です。ただし、モルタルと比較して圧縮性がないため、同じ重さを確保するにはより多くの砂が必要になります。そのため、重量が少し足りない場合がありますが、簡単に調整が可能です。

モルタルを使う際の注意点

モルタルを使用する場合、いくつかの注意点があります。

  • 混合比の調整:モルタルの混合比が適切でないと、パイプ内で固まらずに流れが悪くなる可能性があります。水分量を適切に調整し、粘度が高すぎないようにしましょう。
  • 固化前に慎重に作業:モルタルが固まる前に作業を終了し、パイプの中に十分に行き渡るようにします。
  • 乾燥時間の確保:モルタルを流し込んだ後は、十分に乾燥時間を確保してから使用を開始しましょう。

まとめ

簡易ビニールハウスの強風対策として、パイプ内にモルタルや砂を使用する方法は非常に有効です。モルタルは重さがあり、安定性を向上させますが、流し込む際に注意が必要です。砂は簡単に使えますが、同じ重量を確保するためには多くの砂を使用する必要があります。どちらの方法を選ぶにしても、パイプに十分に重しを加えることで、簡易ビニールハウスの安定性を高め、強風に耐えることができるようになります。

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