電気の契約アンペア(kVA)を変更したいと考えたとき、「どこに連絡すればよいか分からない」「言っていることが業者ごとに違って混乱する」といったトラブルに遭遇することがあります。この記事では、アンペア変更時に混乱を避けるための正しい手順や注意点、そして実際に起きやすい事例をもとに解説します。
まず確認すべきは「契約している電力会社」
電気の契約アンペア変更は、契約中の電力会社を通じて行うのが一般的です。特に小売電気事業者が自由化されて以降、契約している会社が東京電力ではない可能性があるため、まず「今、どこと契約しているのか」をしっかり確認しましょう。
契約情報は、電気料金の請求書やWeb明細、契約時の控えに記載されています。例えば「Looopでんき」や「楽天でんき」「ENEOSでんき」などで契約している場合は、その会社を通じて変更手続きを進める必要があります。
アンペア(kVA)変更の基本的な流れ
契約容量の変更には、次のような手順が一般的です。
- 契約中の電力会社に連絡:まずは現在の契約先に「容量を下げたい」と申し出ます。
- スマートメーター設置済なら工事不要の可能性も:新しいタイプのスマートメーターがすでに設置されている場合、工事不要で契約容量の変更ができることがあります。
- 必要に応じて電気工事会社が訪問:ブレーカーの交換が必要な場合など、電気工事会社の派遣が必要になります。
ただし、契約中の電力会社が工事業者を「無料で」手配してくれるケースもあれば、「自分で探してくれ」と案内する場合もあります。
東京電力との混乱が起きやすい理由
東京電力パワーグリッド(送配電事業者)は、契約容量の変更やメーター工事に関与する一方で、契約そのものは小売電気事業者が行っています。そのため、以下のような誤解やトラブルが生まれがちです。
- 電力会社から「東京電力と提携している工事業者が無料で行う」と言われた
- 東京電力に直接連絡すると「そんな連携はない」と否定された
これは、実際に工事を請け負う業者が東京電力とは独立しており、あくまで電力会社の判断で「提携」として紹介されているケースが多いためです。東京電力自体はそのような個別連携を認めない立場をとる場合があります。
地元の電気工事会社への依頼と紹介料の有無
東京電力パワーグリッドが「地元の工事業者に連絡してくれ」と言うのは、ごく一般的な案内です。また、東京電力が業者を紹介する場合、一部では1万円前後の紹介料が発生することがあります。
このため、費用を抑えたい場合は、自分で「電気工事士免許を持つ地元の電気工事店」を探して連絡し、工事費用の見積もりをとることをおすすめします。
まとめ:混乱を避けるためにやるべきこと
電気の契約容量(アンペア)の変更は、誰もが一度は直面するかもしれない手続きですが、関係者が複数存在するため混乱しやすいのが現実です。
- まずは契約している電力会社を正確に確認する
- 電力会社にアンペア変更の意思を伝える
- 工事の必要有無、手配の方法を確認する
- 不要な紹介料を避けるために、自分で業者を探す選択肢も持つ
このように手順を整理し、対応を進めることで、無駄なトラブルや費用を防ぎながらスムーズなアンペア変更が可能になります。
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