リープチェアの背もたれが樹脂製?正規仕様と中古品の違いを詳しく解説

家具、インテリア

高機能オフィスチェアとして人気の高いSteelcase(スチールケース)の「Leap(リープ)チェア」。中古市場でも高い需要があり、無限堂のようなオフィス家具専門店で取り扱われていることも多くあります。中でも、「背もたれが樹脂になっているリープチェアは本物か?」という疑問を持つ人が少なくありません。

リープチェアの基本構造と背もたれの仕様について

リープチェアは「動きに追従する背もたれ」「LiveBackテクノロジー」などを特徴とした高性能チェアで、通常はファブリック(布張り)やレザー仕上げのクッション付きの背もたれが装備されています。

しかし、一部のモデルでは背面フレームが露出しているように見えるものや、樹脂(プラスチック)素材が外観に見えるケースも存在します。これは「背面カバーが無い状態」や「クッションが外れた状態」の可能性もありますが、中には海外仕様や特殊な型式のものもあるため、一概に偽物とは断定できません。

実際に存在する「樹脂背もたれ」のように見えるモデル

リープチェアの中には、以下のようなモデルや状況が確認されています。

  • カバーの取り外しが可能なモデル:整備時に背もたれクッションを取り外して販売していることがあります。
  • 本国仕様(海外モデル):日本国内で一般流通していないモデルでは、樹脂パーツの仕様が若干異なることがあります。
  • 業務用用途の簡易モデル:一部の企業向けに作られた廉価版モデルは、クッションが薄かったり、素材が異なることもあります。

無限堂などの中古家具販売店は、法人からの大量買取によってレア仕様が混在することがあるため、こういったモデルが紛れている可能性もあります。

リープチェアの真贋を見分けるポイント

偽物かどうかを判断するには、以下の点をチェックするのが効果的です。

  • チェア本体の裏側にある製造ラベルの有無と記載内容(”Steelcase”のロゴやモデル名、製造番号)
  • 背面フレームの形状や可動部分の仕様が、公式仕様と一致しているか
  • 座面やアームの調整機能の数と挙動(本物は多機能でスムーズ)

特に、座面下にあるコントロールダイヤルの数や、背もたれのしなり具合は、リープチェアならではの特徴です。コピー品ではその再現度が低いため、動きに注目すると判別がつきやすくなります。

中古オフィス家具店での購入時の注意点

中古でリープチェアを購入する際は、以下のようなポイントを確認しておくと安心です。

1. 商品説明の詳細確認
商品ページに「訳あり」や「クッションなし」「動作未確認」などの記載があれば、それが背もたれ樹脂の理由かもしれません。

2. 店舗への問い合わせ
不明点は無限堂など販売元に直接問い合わせて、モデル番号や仕様の違いについて聞くのが確実です。写真付きで確認を依頼するのもおすすめです。

まとめ:樹脂製の背もたれでも偽物とは限らない

リープチェアの背もたれが樹脂になっているからといって、必ずしも偽物とは限りません。型式違いや整備済み品、一部パーツが欠損しているだけの可能性もあります。

正規品の特徴を理解し、疑問点は販売元に確認することで、安心してリープチェアを選ぶことができます。オフィスチェアは長く使うものですので、慎重な選定が快適な作業環境につながります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました