タイルのお風呂をユニットバスにリフォームする際、どれくらいの費用がかかるのか気になる方が多いでしょう。しかし、リフォーム費用には様々な要素が含まれるため、目安をつけるのが難しいことがあります。この記事では、タイルを壊す費用やユニットバス設置にかかる費用について、具体的な金額の目安を解説します。
タイルのお風呂からユニットバスへのリフォーム費用の構成
リフォーム費用を把握するためには、タイルを壊す費用とユニットバス設置のための費用を分けて考える必要があります。リフォーム全体の費用には、以下のような項目が含まれます。
- タイル撤去費用: 既存のタイルを取り外すための作業費用。タイルが固く貼り付けられている場合、撤去には時間と手間がかかります。
- 下地調整費用: ユニットバスを設置するためには、床や壁の下地を整える作業が必要です。これには補修や調整が含まれます。
- ユニットバス本体の購入費用: ユニットバスの本体の価格。オプションやデザインによって価格は大きく異なります。
- 設置工事費用: ユニットバスの設置作業にかかる費用。既存の設備との接続や、水道・電気工事も含まれます。
- その他のオプション費用: 給湯器や換気扇、照明などのオプション設備の追加費用。
タイル撤去と下地調整費用の目安
タイルのお風呂からユニットバスへのリフォームでは、まずタイルの撤去と下地調整が必要です。タイルを壊す作業は、費用がかかる要素のひとつですが、通常は業者が専用の道具を使って行います。
タイル撤去費用は、約1㎡あたり2,000円〜5,000円程度が目安となります。タイルの種類や施工状態によって費用が増減します。また、下地調整費用は、床や壁の状態によって異なりますが、10万円〜30万円程度かかる場合があります。
ユニットバス設置の費用の目安
ユニットバス本体の購入費用は、仕様やサイズに応じて大きく異なります。シンプルなモデルであれば、30万円〜50万円程度で購入可能ですが、豪華なデザインや高機能のモデルになると、100万円以上の価格になることもあります。
設置工事費用は、ユニットバス本体の購入費用とは別にかかります。設置に関わる工事は、既存の設備との接続や配管・電気工事が含まれ、これにより追加費用が発生します。設置工事費用はおおよそ10万円〜30万円程度が目安となります。
オプション設備や追加工事の費用
ユニットバスのリフォームでは、オプション設備を追加することもあります。例えば、給湯器や換気扇、照明の交換や追加を行うことが一般的です。これらのオプション設備にかかる費用は、1つあたり数万円〜十数万円程度です。
また、浴室の壁や床をリフォームする場合、タイルではなくパネルやシートを使用することもありますが、これには追加費用がかかります。オプション設備や追加工事を選ぶ際には、予算を考慮して最適な選択をすることが大切です。
リフォーム費用の合計目安
タイルを壊し、ユニットバスを設置するためのリフォームの費用は、次のような金額が目安となります。
- タイル撤去:5万円〜10万円
- 下地調整:10万円〜30万円
- ユニットバス本体:30万円〜100万円
- 設置工事:10万円〜30万円
- オプション設備:数万円〜十数万円
合計で、リフォーム費用は約50万円〜150万円程度が目安となります。もちろん、選ぶユニットバスの種類やオプション設備、工事内容によって費用は増減します。リフォーム業者からの見積もりをもとに、具体的な費用を確認しましょう。
まとめ
タイルのお風呂をユニットバスにリフォームする際の費用は、タイル撤去、下地調整、ユニットバス本体の購入費用、設置工事、オプション設備などを含めて、50万円〜150万円程度が目安となります。詳細な費用は、業者の見積もりを基に確認し、予算に応じて最適なリフォーム計画を立てることが重要です。
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