照明器具の蛍光灯が切れてしまったとき、どのような蛍光灯を用意すればよいか迷うことがあります。特に「HA6474T EL」を使用している場合、適切な蛍光灯の種類を選ぶことが重要です。本記事では、交換に必要な蛍光灯の種類や選び方、交換時の注意点を解説します。
1. 使用可能な蛍光灯の種類
「HA6474T EL」は 20形の直管蛍光灯 を使用する照明器具です。適合する蛍光灯の種類は以下の通りです。
項目 | 仕様 |
---|---|
適合する蛍光灯 | 直管蛍光灯(FL20形) |
点灯方式 | インバーター式 |
必要な点灯管 | 不要(ラピッドスタート方式のため) |
※ 点灯管(グローランプ)は不要ですので、新しい蛍光灯を取り付けるだけで使用できます。
2. 交換用の蛍光灯の選び方
HA6474T EL に適合する蛍光灯を選ぶ際には、以下の点を考慮してください。
- 長さ・ワット数: FL20形(約58cm、20W)が適合
- 光の色: 温かみのある電球色(3000K)、自然な昼白色(5000K)、白く明るい昼光色(6500K)から選べる
- メーカー: Panasonic、東芝、日立などの国内メーカー製を選ぶと安心
- LED化を検討: 直管型LED(G13口金)のものを選べば、省エネかつ長寿命
LED蛍光灯を使用する場合は、 安定器を取り外す工事 が必要な場合があるため、取り付け前に確認しましょう。
3. 蛍光灯交換時の注意点
蛍光灯の交換作業を行う際は、以下の点に注意してください。
- 電源を切る: 交換作業前に必ず照明のスイッチを切り、コンセントを抜ける場合は抜いておく
- 適切な持ち方: 蛍光灯はガラス製なので、落として割らないように両手でしっかり持つ
- しっかり装着する: 端子部分がきちんと差し込まれていないと点灯しない場合がある
- 点灯しない場合の確認: 交換後も点灯しない場合は、接続不良や安定器の不具合を疑う
4. LED蛍光灯へのアップグレードも検討
長期的なコスト削減や省エネを考えるなら、直管型LED蛍光灯 への変更もおすすめです。メリットとしては以下があります。
- 消費電力が半分以下になり、電気代を節約できる
- 寿命が長く、交換の頻度が減る(一般的に40,000時間以上)
- 紫外線を出さないため、虫が寄りにくい
ただし、LED蛍光灯を取り付けるには、安定器をバイパスする配線工事が必要な場合がある ので、導入前に仕様を確認しましょう。
5. まとめ
「HA6474T EL」の蛍光灯交換には、FL20形の直管蛍光灯 を使用し、点灯管は不要です。適切な光の色やメーカーを選んで交換しましょう。さらに、省エネのためにLED蛍光灯への変更も検討するのがおすすめです。適切な製品を選び、安全に交換作業を行いましょう。
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