寒い日のお風呂は特に辛いものです。築年数が経過している家や北側のお風呂は、冷え込みが厳しくなることもあります。そんな中で、浴室換気乾燥暖房機を設置したいと考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、後付けで浴室換気乾燥暖房機を取り付ける際の費用や工事の流れ、注意点を詳しく解説します。
浴室換気乾燥暖房機の役割と利点
浴室換気乾燥暖房機は、主にお風呂場の温度調整と湿気対策を行う機器です。寒い冬の時期に浴室の温度を上げるだけでなく、湿気を取り除いてカビや臭いを防止する効果もあります。
さらに、乾燥機能があるため、浴室の壁や床を乾かしておくことができ、カビの発生を予防するのにも役立ちます。寒い日にお風呂に入る際のストレスを減らし、快適な空間を作るために設置を検討する方が増えています。
後付け設置の費用について
後付けで浴室換気乾燥暖房機を取り付ける場合、費用は設置する機器の種類や工事の規模により異なりますが、おおよその目安を紹介します。
- 機器本体:3万円〜10万円(機種により異なる)
- 設置工事:5万円〜10万円(施工業者によって変動)
そのため、合計で約8万円〜20万円程度の費用がかかることが一般的です。機器の選び方や、既存の配線や排気口の位置によっても金額は変動しますので、事前にいくつかの見積もりを取って比較することをお勧めします。
工事の流れとポイント
浴室換気乾燥暖房機の設置工事は、基本的に以下の流れで進められます。
- 現地調査:設置場所や配線、換気口の位置を確認
- 機器選定:お風呂の広さや設置場所に合った機種を選定
- 工事:配線や排気ダクトの設置、機器の取り付け
- 動作確認:運転テストを行い、問題がないか確認
工事期間は1日から2日程度が一般的で、既存の配管や電気工事が問題なく行える場合、特に大がかりなリフォームを伴うことは少ないです。
古いお風呂でも設置可能か?
築年数が経過したお風呂の場合、設置工事が難しいのではないかと心配になるかもしれません。しかし、一般的に浴室換気乾燥暖房機は既存の浴室にも取り付けが可能です。
特にお風呂が6畳未満であれば、小型の機器を選ぶことで、スペースを効率的に使いながら設置できます。もし配線やダクトの変更が必要な場合でも、工事業者と相談することで、できる限りお手軽に対応可能です。
設置時の注意点
浴室換気乾燥暖房機を設置する際には、いくつかの注意点があります。
- 換気口の位置:換気機能を最大限に活用するために、換気口の位置を考慮することが重要です。
- 電源と配線:設置場所によっては、電源の取り出しや配線の変更が必要なことがあります。
- 機器のサイズ:お風呂場が小さい場合、機器のサイズ選びが重要です。小型で高性能なものを選ぶようにしましょう。
まとめ:寒い冬を快適に過ごすために
浴室換気乾燥暖房機は、寒い日や湿気の多い季節に大変便利なアイテムです。後付け設置の場合、費用は機器代と工事費を合わせて約8万円〜20万円程度となります。お風呂場の広さや工事の内容に応じて、最適な機種と工事方法を選ぶことが大切です。
設置を検討する際には、事前に複数の業者から見積もりを取り、工事内容を確認してから進めるようにしましょう。寒い冬でも快適にお風呂を楽しむために、浴室換気乾燥暖房機を検討してみてはいかがでしょうか。
コメント