洗濯機の蛇口部分に隙間ができている場合、それが正常な状態なのか、修理が必要なのか気になる方も多いでしょう。
本記事では、蛇口の隙間が発生する原因や対策、不動産会社が対応しない場合の自己対応方法について詳しく解説します。
1. 洗濯用蛇口の隙間は普通なのか?
リフォーム済みの物件でも、蛇口周りに隙間があるケースは少なくありません。しかし、それが通常の施工なのか、問題があるのかを判断するためには、いくつかのポイントを確認する必要があります。
1-1. 一般的な施工基準
- 蛇口の根元がしっかりと固定されているか
- 隙間が1mm程度であれば許容範囲
- 隙間が数mm以上ある場合は、施工不良の可能性あり
1-2. 問題のある可能性があるケース
- 水漏れが発生している
- 蛇口がグラグラと動く
- 隙間から壁内部が見える、または配管がむき出しになっている
2. 隙間がある原因とは?
蛇口周りに隙間ができる原因はいくつか考えられます。
2-1. 施工時の不備
リフォーム時に蛇口の取り付けが不完全だった場合、隙間が生じることがあります。
2-2. 経年劣化によるパッキンの劣化
古い蛇口や取り付け部分のパッキンが劣化して縮んでしまうと、隙間ができやすくなります。
2-3. 壁と蛇口の固定が甘い
蛇口の固定が不十分であると、少しの力で動いてしまい、徐々に隙間が広がることも。
3. もし不動産会社が対応してくれない場合の対策
問い合わせたものの、不動産会社が対応しない場合は、以下の方法で対処できます。
3-1. コーキング処理
蛇口の根元部分に防水シリコンコーキングを施すことで、隙間を埋められます。ホームセンターやネット通販で購入できます。
手順:
- 蛇口周りを綺麗に拭き取る
- マスキングテープで余計な部分を保護
- シリコンコーキングを隙間に塗布
- ヘラや指で均す
- 完全に乾燥させる(24時間程度)
3-2. パッキンの交換
蛇口の根元のパッキンが劣化している場合、新しいものに交換することで隙間を解消できます。パッキンは安価で交換も簡単です。
3-3. 蛇口の増し締め
蛇口が緩んでいる場合は、レンチを使って根元のナットを締め直すことで改善できることがあります。
4. まとめ
洗濯用蛇口に隙間がある場合、小さな隙間なら許容範囲ですが、水漏れや蛇口のぐらつきがある場合は問題です。
不動産会社に問い合わせて対応してもらえない場合、シリコンコーキング処理やパッキンの交換で自分で対処することも可能です。
ただし、水漏れが発生している場合や、根本的に取り付けが不完全な場合は、専門の業者に相談することをおすすめします。
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