本棚の棚板を支えるダボ(棚ダボ)が取れずに困っていませんか?特に奥に入り込んでしまったダボは、ラジオペンチを使ってもなかなか外れないことがあります。本記事では、ダボが取れない原因と、スムーズに取り外すための具体的な方法を紹介します。
ダボが取れない原因
ダボが外れにくいのにはいくつかの原因があります。
- 長期間使用しているため、木材が収縮してダボが固くはまっている
- ダボに接着剤が残っている
- ペンチの角度が悪く、力がうまく伝わっていない
- ダボの一部が変形して引っかかっている
ダボを取り外す方法
奥に入り込んだダボを取り外すには、以下の方法を試してみましょう。
1. ゴム手袋や滑り止めを使う
ダボがツルツルしていて掴みにくい場合は、ゴム手袋を装着した状態でペンチを使うとグリップ力が増します。また、輪ゴムを巻いて滑り止めにするのも効果的です。
2. 釘抜きやマイナスドライバーでこじる
ダボの下にマイナスドライバーを差し込み、テコの原理を使って引き上げる方法も有効です。ドライバーを使う際は、木材に傷がつかないように布を敷くと安心です。
3. キリやピンバイスを使って引き抜く
ダボの中心にキリやピンバイス(細いドリル)で小さな穴を開け、ネジをねじ込んでから引き抜く方法もあります。この方法なら、奥に入り込んだダボも簡単に取り出せます。
4. 温めて膨張させる
木材が収縮してダボがはまり込んでいる場合は、ドライヤーで温めて膨張させることで、少しゆるくなり取りやすくなることがあります。
ダボを取る際の注意点
ダボを取る際には、以下の点に気をつけましょう。
- 強引に引っ張ると棚板や本棚自体が傷つく可能性がある
- ラジオペンチのグリップが甘いと、ダボが滑ってしまうのでしっかり掴む
- 工具を使う場合は、周囲の木材を傷つけないように注意する
まとめ
本棚の奥に入り込んだダボが取れないときは、ゴム手袋や滑り止めを使う、ドライバーや釘抜きでテコの原理を利用する、キリやピンバイスを活用する、ドライヤーで温めるなどの方法を試してみましょう。焦らず慎重に作業することで、本棚を傷つけずにダボを取り外せます。
ぜひ試してみてください!
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