新築の床材として人気のあるリクシルラシッサDナチュラルクレイ調。しかし、犬を迎えた際に滑ってしまうことがあり、安全のために対策が必要です。今回は、ワックスの使用可否や滑りにくくするための具体的な対策方法について解説します。
リクシルラシッサDナチュラルクレイ調の特徴
リクシルラシッサDは、耐久性が高く、メンテナンス性にも優れたフローリングです。ナチュラルクレイ調はマットな仕上がりで、滑りにくいように設計されていますが、犬の足には滑りやすいと感じることもあります。
犬が滑る原因
犬が床で滑る理由は、以下のような要因が考えられます。
- フローリング表面の仕上げ(光沢のある仕上げほど滑りやすい)
- 犬の足裏の毛が長く、肉球のグリップが弱くなっている
- 加齢による足腰の筋力低下
これらの原因に対して、適切な対策を取ることで、犬が快適に歩ける環境を作ることができます。
ワックスを使って滑り止め効果はある?
滑り止め効果を持つワックスは市販されていますが、リクシルラシッサDナチュラルクレイ調に使用する場合、注意が必要です。
- リクシルの公式サイトでは市販のワックスは推奨されていないため、施工保証が無効になる可能性があります。
- ワックスによっては床材の表面に影響を与え、光沢が出てしまうこともあります。
ワックスを使用する場合は、メーカーに対応可否を確認した上で、犬用の滑り止めワックスを選びましょう。
犬が滑らないための安全対策
ワックス以外にも、以下のような方法で床を滑りにくくすることができます。
1. 滑り止めマットやカーペットを敷く
・犬用の滑り止めマットやカーペットを敷くことで、歩きやすさが向上します。
・特に廊下やよく歩く場所に敷くと効果的です。
2. 犬用の靴下や滑り止めスプレーを活用する
・犬の足裏に塗る滑り止めスプレー(肉球用グリップスプレー)を使用する。
・犬用靴下には滑り止めが付いているタイプがあり、これを履かせることで滑りを軽減できます。
3. 足裏の毛をカットする
・犬の足裏の毛が長いと滑りやすくなるため、定期的にカットすると良いでしょう。
・トリミングサロンや自宅でのケアで対応可能です。
4. 適度な運動で筋力をつける
・足腰の筋力が低下すると、滑りやすくなるため、日常的な散歩や運動を取り入れることが大切です。
・特にシニア犬の場合は、筋力維持が重要になります。
まとめ
リクシルラシッサDナチュラルクレイ調の床にワックスを使用する場合は、メーカー推奨の製品かどうか確認が必要です。それ以外にも、滑り止めマットの活用や犬の足裏のケアなど、さまざまな方法で滑りにくい環境を作ることができます。愛犬の安全を考えながら、適切な対策を取りましょう。
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