石をきれいに割る方法|御影石のカットと割り方のコツと必要工具

DIY

御影石のような硬い石をきれいに割るには、適切な工具と技術が必要です。特に、厚さが40mm近くもある大きな石を複数の板に分ける場合、慎重に作業を進めることが求められます。この記事では、御影石をきれいに割る方法や必要な工具について詳しく解説します。

御影石を割るために必要な準備と工具

御影石をきれいに割るためには、いくつかの専用工具を用意する必要があります。手持ちの工具で対応する場合もありますが、場合によっては追加の道具が必要になることもあります。

まず、手持ちの工具として有効なものを確認しておきましょう。電動ハンドグラインダーや振動ドリル、コンクリートハンマー、タガネなどは基本的な工具として適していますが、石の厚みや割り方によっては、追加の工具が必要です。

御影石を輪切りにするためのステップ

御影石を180mm×180mm×35mmの板にするためには、まず石に割り線を入れる必要があります。以下の手順で作業を進めることができます。

1. 割り線を入れる

最初に、石のカットしたいラインに沿って軽く割り線を入れます。この時、グラインダーやドリルを使って、石の表面に浅い溝を作ります。これにより、割りたい場所に沿って割れやすくなります。

具体的には、グラインダーを使って輪切りラインに沿って数回削るか、振動ドリルを使って小さな穴を数箇所あけ、その間をタガネで繋げる方法が有効です。

2. 割りやすくするための準備

割り線が入ったら、次にその線に沿ってタガネを使って石を割りやすくする準備をします。タガネを使って軽く割り線を広げると、石が割れやすくなります。金床の上でタガネを使って線に沿って何度も叩き、割り線を深くしておくと良いでしょう。

3. 実際に割る

次にコンクリートハンマーを使って、タガネで割り線に沿って石を叩いていきます。石が割れるときの衝撃が大きいため、防護ゴーグルや手袋をしっかりと着用してください。

割れる音や振動を感じたら、割れた部分を手で確認して、無理に力を入れず慎重に進めましょう。

割った後の仕上げ方法

割った後の石の表面が粗くなることが多いため、仕上げとして再度グラインダーを使って表面を整えると良いでしょう。グラインダーで表面を平滑に整えることで、美しい仕上がりになります。

追加の注意点とコツ

御影石は非常に硬い石なので、作業をする際は時間をかけて慎重に進めることが大切です。また、石の中に気泡や不均一な部分がある場合、それに沿って割れることがあるため、事前に石の性質をよく観察してから作業を行いましょう。

もし作業中に割りたい部分がうまく割れない場合は、再度グラインダーやドリルで割り線を深くしたり、少し角度を変えてタガネを使うなどして調整を行いましょう。

まとめ

御影石をきれいに割るためには、まず割り線を入れることが重要です。その後、タガネやコンクリートハンマーで慎重に割り、仕上げにグラインダーを使って整えましょう。作業中は安全対策をしっかりと行い、慎重に進めることが成功への鍵です。

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