実家の名義が亡くなった父親のまま？名義変更と相続手続きを進める方法

名義が父親のままの実家の問題とは？

実家や田畑の名義が亡くなった父親のままになっている場合、相続手続きを進めて名義を変更する必要があります。名義が変更されないままだと、将来的に不動産を売却したり、譲渡したりする際に問題が生じる可能性があります。

相続放棄は今からできるのか？

相続放棄は、通常、相続開始（親が亡くなった日）から3ヶ月以内に行う必要があります。そのため、今から相続放棄をすることはできません。ただし、すでに相続の手続きが進んでいない状態であれば、相続人全員が協力して手続きを進めることが必要です。

名義変更を進めるための方法

まず、相続登記を行う必要があります。相続登記は、親の遺産を相続する際に不動産の名義を変更する手続きです。兄が動いてくれない場合でも、相続人全員が協力しなければならないため、次男であるあなたが代わりに手続きを進めることも可能です。

具体的な手続きの進め方

1. **遺産分割協議書の作成**: 相続人全員で遺産の分け方を話し合い、協議書を作成します。
2. **相続登記の申請**: 協議書が整ったら、不動産登記を管轄する法務局に相続登記を申請します。
3. **兄に協力を依頼**: 手続きが進まない場合、弁護士や司法書士に相談することも考慮してください。専門家が仲介することで、手続きがスムーズに進むことが期待できます。

まとめ

父親の名義のまま放置された不動産は、相続手続きを行い名義変更を進める必要があります。相続放棄はできませんが、相続登記を進めることで名義変更を完了させることが可能です。専門家に相談することで、手続きの負担を軽減することもできます。